AGA(男性型脱毛症)の治療方法

薄毛、若ハゲに悩む方々の大半が男性型脱毛症(AGA)に該当します。AGAとはAndrogenetic Alopeciaの略語ですが成人男性によくみられる薄毛、ハゲの形で頭頂部にむけてつむじから薄くなるところからM字型ハゲとも呼ばれています。この症状は現れる年齢として早い人だと20代から症状が最もおおく見られるのが40代以降からです。

AGAの発症する仕組み

AGA(男性型脱毛症)が発症する仕組みは髪の毛の成長(ヘアサイクル)が止まることが原因とされています。ヘアサイクルとは主に下記の流れによる髪の毛の成長手順を指します。

  • 成長期(髪の毛が伸びる時期 期間は2年から5,6年ほど)
  • 退行期(髪の毛の成長が衰える時期 約10日から2週間ほど)
  • 休止期(髪の毛成長が休止する時期 約3ヶ月ほど)

上記の流れを繰り返し髪の毛は成長し抜け落ち、また生えるを繰り返します。年齢層が上がると共に髪の毛が減っていくのは髪の毛が退行期から休止期に移行する髪の毛がおおくなるためで成長を停止する髪の毛が成長する髪の毛より多いためです。

AGAはこのヘアサイクルに何らかの問題が発生し、成長期が短く、退行期、休止期が長くなるのが典型的な特徴です。

つまり髪の毛が短い成長で退行期に以降、休止期の状態が長く続く、成長期の髪の毛が細く柔らかいのが特徴。AGAを自分でもチェックできるリストを下記にあげています。どれもAGAの典型的な特徴です。

  • 頭頂部が薄くなってきた
  • 生え際が薄くなってきた
  • 頭頂部、生え際ともに薄くなってきた
  • 抜け毛に細く短い毛、産毛が増えてきた
  • 髪の毛のハリがなくなってきた
  • シャンプー、ブラッシングで抜け毛が増えた

上記のリストに該当する人は薄毛進行中また薄毛予備軍です。AGAの発症の原因には遺伝子も関係していると言われておりAGAについて検査するキットを自分で購入する、病院での診察も可能です。

AGAの仕組みは解明されている

AGA(男性型脱毛症)の発症する仕組みはすでに解明されており治療方法もそれに基づいて行われます。簡単に説明すると男性ホルモン5αリダクターゼという酵素が結びつきDHT(ジヒドロテストステロン)と呼ばれる活性型男性ホルモンへ変化、このDHTが髪の毛の成長を抑える働きをする。

ここまでは既に解明されているのですがもう少し各物質について説明をしていきます。

5αリダクターゼとは

5αリダクターゼは毛乳頭、皮脂腺にある物質で薄毛の原因となるDHT(ジヒドロテストステロン)を男性ホルモンと結びつくことで発生させる酵素のこと。5αリダクターゼが発生する理由は男性ホルモンの減少と関わりがあり男性ホルモンが減ると体がジヒドロテストステロンを作り出そうとして5αリダクターゼが多く生み出される。

この5αリダクターゼを生み出すのに遺伝が関わっていて体質として5αリダクターゼを多く生み出しやすい体質が存在するそうです。この5αリダクターゼには2種類がありその2つの特徴は下記の通りです。

1型5αリダクターゼの特徴は皮脂腺に関係し脂症、ニキビ、吹き出物が出やすい人に多く発症する
2型5αリダクターゼの特徴は毛乳頭に関係し体毛が濃い、ヒゲが濃い人に多く発症する

2型5αリダクターゼの特徴は毛乳頭に関係し体毛が濃い、ヒゲが濃い人に多く発症する
この2種類のうちどちらが薄毛への関わりが強いかと言えば2型αリダクターゼの方です。簡単な例を挙げればヒゲの薄い人に薄毛はあまり見られない、逆に体毛が濃い人、髭の濃い人には薄毛、若ハゲになっている人がおおい。

テストステロンは薄毛には無害

男性ホルモンの一種であるテストステロンが5αリダクターゼと結びつきDHTを生み出しますが、テストステロン自体は薄毛、若ハゲには無害の物資です。それどころかテストステロンは男性ホルモンの役割のひとつである肉体形成、性欲、性器維持の働きを持っています。テストステロンは精巣で作られ20代以降から徐々に減少するのが特徴です。年齢とともに性欲が衰えてくるのもテストステロンと関係しています。減少が始まると性欲だけでなく疲労、集中力低下、鬱になりやすいなど肉体的、精神的にも影響を与えるリスクを持っています。

AGA治療方法について

AGA(男性型脱毛症)の治療はどのようにされるのか?まず医師の診断によって内服薬と外用薬を用いた治療が行われます。まずは男性ホルモンの分泌量を控えさせるのに処方される薬がフェナステリド(別名 プロペシア錠)です。これは厚生省は認可している唯一の薄毛治療薬として有名ですが、開発当初は薄毛ではなく前立腺肥大症、前立腺がんの治療薬として開発されたもので服用していた患者の中から薄毛が解消されたという声がおおく上がったことから研究開発されAGAの治療薬となったものです。

治療方法は服用するだけですが毎日、決まった回数を服用します、効果が現れるのには個人差がありますが平均としては服用から半年ほどで効果が出てくるそうです。ただし服用する限り効果は持続しますが服用を中断すると薄毛再発の可能性が高くなります。

次に髪の毛の成長、発毛を促す効果が高いとされる外用薬としてはミノキシジルが有効です、こちらもフェナステリドと同じく別の治療薬として開発されたものが薄毛にも効果を発揮したので薄毛治療薬として開発されたものになります。ミノキシジルの効果は生え際よりも頭頂部に薄毛に効果があります、理由として生え際は頭頂部と較べて血流の流れが悪く温度も低いためです。ミノキシジルは元々は血管拡張のための薬成分として開発され血圧を下げる降下剤として利用されているたのですが副作用に多毛症が認められたことから薄毛治療に開発された経緯があります。そのため血流の弱くなった薄毛箇所の血流を再度活発にさせる働きをもっています。

 

   

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